平成20年度津軽地域水稲病害虫発生情報第1号(初期害虫、いもち病、カメムシ)
平成20年 6月30日
農林総合研究センター病害虫防除室
1イネミズゾウムシ
(1)発生概況
発生地点率では、東青地域県民局管内が平年よりやや高かったが、西北地域県民局管内では平年より低く、中
南地域県民局管内ではが平年並であったことから、平年並となった。
発生程度(平均食害度)では、西北管内が平年より低く、他管内も平年よりやや低かったことから、平年より
やや低かった。
(2)今後の防除対応
本年発生が多かった地点では次年度の発生に注意する。
2イネドロオイムシ
(1)発生概況
卵塊の発生地点率では、西北管内が平年よりやや低かったが、東青及び中南管内が平年より高かったので、平
年よりやや高かった。
発生程度(平均卵塊数)では、東青管内が平年並、中南管内が平年よりやや高く、西北管内が平年よりやや低
いことから、平年並となった。
幼虫被害の発生地点率では、中南管内の発生が認められかったため、他管内が平年並であったが、平年よりや
や低かった。
発生程度(平均被害度)では、西北管内が平年並であったが、他管内が平年よりやや低かったので、平年より
やや低かった。
(2)今後の防除対応
防除適期は過ぎているが、低温や曇天の日が続くと産卵期間が長引き、幼虫の食害活動にも好適となるため、
発生状況に注意し、幼虫が多数みられる場合には防除を行う。
3イネハモグリバエ
(1)発生概況
発生地点率では、中南管内が平年並であったが、他管内は発生が認められなかったので、平年よりやや低かっ
た。
発生程度(平均被害度)では、中南管内が平年並であったが、他管内は発生が認められなかったので、平年よ
りやや低かった。
(2)今後の防除対応
発生程度の高いほ場はないことから、防除は不要と思われる。
4イネヒメハモグリバエ
(1)発生概況
発生地点率では、東青管内が平年並、西北管内が平年より低かったが、中南管内が平年よりやや低かったこと
から、平年よりやや低かった。
発生程度(平均被害度)では、東青及び西北管内が平年よりやや低かったが、中南管内が平年より低かったの
で、平年より低かった。
(2)今後の防除対応
今後、防除の必要はない。
5フタオビコヤガ
(1)発生概況
各管内とも発生は認められなかった。
(2)今後の防除対応
第2世代幼虫については、防除が必要なほ場はほとんどない。なお、第3世代の幼虫は、出穂期前後のいもち
病、紋枯病、斑点米カメムシ類等を対象とした殺虫・殺菌混合剤の散布で同時防除できるので、単独の防除は不
要である。
6いもち病
(1)発生概況
巡回調査では発生が認められなかった。BLASTAMによる感染好適条件も認められていない。
(2)今後の防除対応
取置き苗は直ちに処分するとともに、早期発見、早期防除を行う。
7斑点米カメムシ類(アカヒゲホソミドリカスミカメ)
(1)発生概況
畦畔におけるすくい取りでは、農研センター(黒石市)では6月上旬は多めであったが、その後は平年並とな
っている。
予察灯による誘殺数は農研センター(黒石市)ではまだ認められていないが、青森、木造、鶴田では概ね平年
並に推移している。
(2)今後の防除対応
畦畔等の草刈りは、7月中旬にかけて雑草が開花・結実しないように行い、出穂の2週間前でに終える。
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